こんなに栄養について学んでいるけど、私は砂糖中毒だ。NZに来て、より甘いチョコやお菓子に出会い、ストレスがたまった時に信じられない量の砂糖を摂取するようになった。やめたいのに止まらない。これは私のせいじゃないと、砂糖の中毒性のせいだともわかってる。だんだん少しの甘さでは満足できなくなってきた。でも諦めない。負けず嫌いな私。何度でも、やってみる。今回は甘いものを食べすぎると味覚が鈍くなる仕組みを学んで、味覚が変わるまで実践しようと思う。砂糖中毒に悩んでいる人、砂糖中毒じゃなくても味覚を変えたい人の力になれますように。
こんな人に読んでほしい:
- 甘いものをやめたいのにやめられない人
- 甘いものを食べすぎて、少しの甘さでは満足できなくなってきた人
- 味覚をリセットしたいけど、何から始めればいいかわからない人
甘いものを食べすぎると味覚が鈍くなる理由
舌の表面には「味蕾(みらい)」と呼ばれる味覚センサーが数千個ある。この味蕾は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を感じ取る細胞だ。
問題は、強い刺激に繰り返しさらされると、味蕾が「これが普通」と学習してしまうことだ。甘いものを食べ続けると、脳はその甘さを「基準」として設定してしまう。だから少しの甘さでは満足できなくなる。もっと甘いものを求めるようになる。これは意志の弱さではなく、体の仕組みとして起きることだといわれている。
さらに、砂糖を食べるたびに脳内でドーパミンが分泌される。「気持ちいい→もっと食べたい」というサイクルが繰り返されることで、脳は「甘いもの=報酬」と強く学習していく。食べれば食べるほど、もっと食べたくなる構造になっている。
甘いもの食べすぎで鈍くなった味覚は取り戻せるのか
結論から言うと、取り戻せると言われている。
味蕾の細胞は約10〜14日のサイクルで新しく生まれ変わる。このサイクルが3〜4回繰り返されると、味覚の感度が変化してくるといわれている。つまり目安は約1ヶ月だ。
ただし「ただ我慢する」だけでは続かない。仕組みを知った上で、現実的に取り組む必要がある。薄味に慣れる仕組みについては、こちらの記事でも詳しく書いている。
→ 関連記事:薄味に慣れる方法|味覚が変わるまでの仕組みと3つのステップ - 豊のたね
甘いものを食べすぎた私が今日から試すこと
完璧にやろうとすると続かない。だから今回はシンプルに2つだけ決めた。
① チョコやお菓子をやめてみる
完全にやめることが目標ではない。ただ、今は「甘いお菓子を買わない」というシンプルなルールから始める。家にないものは食べられない。食べ物の環境を変えることが、意志に頼るより現実的だと思っている。
② 炭水化物を少し減らす
炭水化物も体内で糖に変わる。極端に減らす必要はないが、「気持ち少なめ」を意識するだけで血糖値の乱高下が穏やかになるといわれている。食後のあの「もっと食べたい」という感覚が少し落ち着くかもしれない。
なぜお菓子がやめられないのか、脳の仕組みから知りたい人はこちらも読んでみてほしい。
→ 関連記事:お菓子がやめられない理由は脳にあった|血糖値スパイクとドーパミンの仕組みを知ると楽になる - 豊のたね
まとめ
- 甘いものを食べすぎると、味蕾が強い甘さを「基準」と学習して味覚が鈍くなる
- 味蕾は約10〜14日で生まれ変わる。1ヶ月続けると味覚の感度が変化してくるといわれている
- 「やめる」より「環境を変える」の方が現実的で続けやすい
- 完璧にやらなくていい。まず一つだけ変えてみる
同じように悩んでいる人がいたら、一緒に試してみてほしい。自分に優しく、少しずつ。
※この記事は個人の体験と調査に基づくものです。医療・栄養のアドバイスではありません。気になる方は専門家にご相談ください。